2008年のセンター試験の傾向 を見る

センター試験2009年の傾向  
志願者数、受験者数とも増加
現役志願率は過去最高の40.4%


今年1月18日に実施された平成21年度大学入試センター試験は、受験人口の減少にもかかわらず、志願者数・受験者数とも微増した。これは、平成19年度以来のことだ。その要因として、現役生の志願者が増加し、志願率が過去最高の40・4%に達したこと、また女子志願者数の増加などが挙げられている。ことに現役生の割合は3年連続上昇しており、センター試験を見る限り、センター受験者数の上昇が受験人口の減少をカバーしているといえそうだ。

 平成21年度大学入試センター試験には、昨年よリ596人多い54万3981人が志願、また受験者数は昨年より3234人多い50万7621人で、受験率は93.32%と昨年を0.5%上回った。 現役・既卒別では、現役志願者数が3250人増加し、現役志願率は40.4%と初の40%台になり過去最高を記録した。

これとともに、全志願者に占める現役生の割合が79.3%と過去最高を記録している。 都道府県別(出身高校の所在地別)の志願状況を見ると、昨年度は志願者数が前年を上回ったのは、1都‐1道・4県のみであったが、21年度は約半数で増加しており、東京都で800人以上、愛知県・山梨県でそれぞれ300人以上と大きく増えている。

一方、志願者に占める現役生の割合は、全国平均が79.3%である。
全国では富山県の51.3%(平成16年度以来連続トップ)、愛知県の49.7%、広島県の49.5%などが上位にある。 これは、大学進学率の上昇とともに、センター試験の普及が大きく関係している。



センター入試結果速報
 50万7621人が受験した今春の大学入試センター試験。先輩たちはどんな科目を受験し、どのくらいの点数をとったのか。第一志望の大学に来春合格するために、自分たちはどの科目を選択し、何点ぐらいを目指してがんばればいいのか。今回は平成21年度センター試験の詳細なデータを一挙掲載。来春、栄冠を勝ち取るための基礎資料としてほしい。


1.受験教科、科目数

7科目受験者が35%で最多次いで3科目受験者が21% センター試験の受験教科・科目は6教科28科目。受験者は、志望する大学・学部等の指定に合わせて、センター試験の受験教科・科目を決定する。 センター試験で受験できるのは、1教科1〜3科目で、最大9科目までだが、大学・学部が指定していない教科・科目は受験しなくてもよい。もちろん、各自の判断で、必要以上の科目を受験することもできる。

今春のセンター試験について科目数別受験者数を見ると、平均受験科目数は5.79で、ここ数年漸減傾向にある。

 その内訳を見ると、7科目受験者が17万8922人で最も多く、受験者全体の35.2%を占め、3科目受験者が10万9329人で同じく21.5%と、これに次いでいる。

7科目受験は国公立大に多く、その内訳は次のとおりだ。



・国公立大文系(6教科7科目)
国語1科目/地理歴史から1科目/公民から1科目/数学@・数学Aの2科目/理科@〜Bから1科目/外国語から1科目


・国公立大理系(5教科7科目)
国語1‐科目/地理歴史〜公民から1科目/数学@・数学Aの2科目/理科@〜Bから2科目/外国語から1科目 


・3科目受験者
私立大文系に多く、外国語・国語・地理歴史または公民からそれぞれ1科目などとなっている。

7科目、3科目ともに増加傾向にあり、一方、国公立大7科目化以来増加した8科目以上の受験者は、ここ数年漸減傾向をたどっている。


 なお、センター試験では、高校での履修の有無などによる科目の受験制限はない。また、理科や地理歴史・公民を必要数以上受験した場合、高得点の科目を採用する方式をとる大学が多い。


ただし、「地理歴史のA科目」「工業数理基礎」「簿記・会計」「情報関係基礎」など、大学により、高校での履修を条件とするなど制限を設けていることがあるので、募集要項などでの確認が必要だ。 


受験科目数では、1科目実受験者が13万2621人(37.9%)、2科目実受験者が19万1440人 54.7%、3科目実受験者が2万6121人(7.5%)と、半数強が2科目受験だ。 

2科目実受験者では、物理1−化学1が最も多く10万7366人(56.1%)、次いで生物1−化学1、生物1−理科総合Aとなっており、半数強が物理1ー化学1を受験している。
 次に3科目実受験者について見ると、物理1−化学1ー生物1が1万2082人(46.3%)と最も多く、次いで物理1−化学1−理科総合B、地学1ー理科総合A−生物1、地学1−化学1−生物1となっている。 これらの科目には、年度により同一教科内で難易差が認められることかあり、その場合は得点調整が行われる。得点調整が行われるのは、地理歴史のB科目(3科目)、公民・理科1の科目(4科目目)だ。


2.地理、公民、理科の受験科目
多いのは現代社会・日本史B・化学1・生物1の受験者 
地理歴史および公民の延べ受験者66万5941人について内訳を見ると、受験者数が最も多いのが現代社会の16万9ワ52人(25.5%)、次いで、日本史B、地理B、世界史B、政治・経済、倫理の順となる。 受験科目数では、地理歴史または公民の1科目実受験者が22万2441人(50.1%)、2科目が22万1750人(49.9%)でちょうど半々の状況だ。 

地理歴史および公民の2科目実受験者22万1750人についてその内訳を見ると、地理B−現代社会が最も多く5万6620人(25.5)、次いで、日本史B−現代社会、世界史B−現代社会と、いずれも公民から現代社会を選択する場合が多くなっている。なお、倫理受験者では世界史B、政治・経済受験者では日本史Bが多いという特徴も指摘できる。 次に理科@・理科A・理科Bの延べ受験者59万3864人について内訳を見ると、化学1が最も多く20万505人(33.8%)、次いで生物1、物理1、理科総合Aの順になる。
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