8.4年制大学に比べて学費は半分?

短大や専門学校の方が4年制大学よりも学費が安いというイメージを持っている方が多くいます。確かに総合計では4年制大学のほうが学費は高くなります。

短大や専門学校の多くは2年であり4年制大学とは、2年分の差額があって当然です。 ところが、単年度の授業料で比較した場合、各学校によって差はあるものの、平均10万円も差が出ません。」

むしろ入学金・施設設備費などを合めた総合計で見ると、一般的には、高いほうから専門学校、短大、4年制大学となります。専門学校や短大は学費が安いというのは、単に学費を支払う期間が短いだけともいえます。 短大や専門学校のみを扱ったデータが見当たらなかったので、学費に大きな違いがないことを前提に、先のページの4年制大学の学費を2年分として計算したところ、文系の専門学校で200万円強、理系においても250万円強といったところになります。 4年制大学では文系学部で300〜350万円ということから、短大・専門学校においても、期間は2分の1でありながら、学費は2分のI以上が必要で、実際には60〜70%が必要なのかもしれないということなのです。 

「半分で済む」わけではないことだけでも知っておいてください。続々と4年制大学に改組する短大・専門学校 短大や専門学校は今後どのように展開していくのでしょうか?

 ここ数年、少子化にもかかわらず、新設の大学が増えています。平成15年度においては、全国で15の4年制大学が新設されましたが、なんと、うち14大学が短大から改組したものです。「短大=女子」というイメージがあったこともあり、また少子化の時代を乗り切るべく、生き残りをかけた方策なのかもしれません。理由がどうであれ、短大が減って、4年制大学が増えているのが現実です。 また、専門学校が大学・短大に改組するケースもあります。専門学校においても、全休としては、平成11年の3565校をピークに減っている傾向にあります。 短大・専門学校の定員自体が縮小傾向となり、4年制大学の定員校は増えるとなると、4年制大学へと進学を希望する生徒が増え、それに伴い教育費も増えるということになりそうです。


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